今は昔の話。
妊活?
していた30代前半の頃
どちらかと言えば男の子を授りたいと思いつつ、検査薬を買い込んでのタイミング療法をしてました。
年柄、亜鉛だのマカだのサプリを飲み続け
月初めに排卵検査キット
月末には生理が来たかの確認
これの繰り返し。
生理予定日が1日遅れるだけで、期待して。
大きくなったら、キャッチボールかなー
とか
ドラグショベルのオモチャを作ろう
とか
ガチキャンプやって火起こしやって。
とかとか
夢ばかり膨らませていました。
そんなこんなで一年が過ぎて行きました!
まだまだ若いつもりの2人なので病院に行く気もなく、自然妊娠が出来るだろうと。
いつの間にか、子供を作るための行動という感覚で簡素化になってゆき、少ししたらシャワーを浴びて、お湯に浸かることも無く翌日のためにすぐ寝て。
排卵検査キットに線が出た時だけの繰り返し作業
そこに愛はあるんか?
と女将さんに言われても言い返せないだろうね。
ニュース番組で子供の虐待が報じられる度に、『何でそんな親に子供ができるのか』
と妬み。
『こんな親だから来てくれないのかも』
と僻み。
まだ大丈夫とお互いを励まし合う日々。
男性よりも女性の方が心も体も辛いでしょうに。
朝一番で口腔体温を測り、記入にグラフ化。
習慣化すれば苦でもないのかも知れませんが、その日によって起床時間が違う私にとっては、忘れたり面倒臭いことでしょう。
それでも、一ヶ月に一度しかチャンスがなく、どんなに頑張って逆立ちしようが、すぐにお風呂に入ろうが、コレばかりは運なのでしょう!
若ければ若いほど確率が高いってだけで、悩んでる人はいっぱいいますしね。
そんな生活が続き若干の諦め気味になっていた、妊活をはじめて一年半がたった時。
生理予定日になっても何もなく、
検査キットに線が出ました。
そのキットは綺麗なの?っておどけてふざけていましたが、とても嬉しかった事を覚えています。
線が出ればほぼ確定ですが、簡易キットのため実際には病院に行かないと行けません。
男の子でも女の子でもどっちでも良いので、元気な子供が産まれてくれる事をただただ祈ってましたね。